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2015年3月30日

元気ですかー!あやめ院長です。

3月29日(日)、桜が満開の東京で行われた講演会『子供のための矯正歯科治療』に参加してきました。写真はテキストと神楽坂下からの桜です。
テキスト.jpg
神楽坂の桜.jpg

講演されたのは、シンガポール国立大学教授、大阪大学名誉教授の高田健治先生です。お話にグイグイ引き込まれるような、とても興味深いお話を聴くことができました。
高田健治先生.jpg
見た目は重鎮の先生、といったイメージですが、とても気さくな楽しい方でした。しかも、年を感じさせないパワフルさ。
時間も朝9時から夕方4時半までほぼぶっ通しで、それでも聞き足りないくらいの濃い内容でした。
帰りの新幹線では、復習でテキストとともに高田教授の著書『Elements of Orthodontics』を読んでいました。全500ページ以上のズシッとくる本ですが、高田教授の声が聞こえてきそうな、とても興味を持って読める内容でした。といっても、これだけの量ですから、まだ読破できていません。
著書.jpg
まだまだ勉強が必要だと感じた、有意義な1日でした。


おはようございます!歯科ソレイユです。

日差しが眩しい月曜日の朝が始まりました!

今日は前回お話をさせていただいた「親知らず」の具体的なトラブルに
ついてのお話です。

<隣の歯がムシ歯、歯周病になりやすい>
親知らずは、あごの一番奥に生えてくるため
歯磨きが非常に難しいです。
そのうえ、斜めに生えていたり、歯ぐきが歯の部分を覆っていたりと
生え方は様々。
どんな歯磨き名人が磨いたとしても、磨ききれるものではありません。
当然、親知らずはすぐにムシ歯や歯周病になってしまいます。

また、親知らずがムシ歯になれば、みかん箱の中のみかんが腐るのと
同じように、隣り合って接している手前の歯も道連れになって
ムシ歯になりやすくなってしまいます。

「親知らずはムシ歯になったら抜けばいいや〜」
という考えもありますが、巻き添えを食いやすい隣の歯(7番目の歯)は
一生使わなければならない大切な歯です。

歯周病も同じように、手前の歯の大切な
歯を支えている骨を溶かし、ひどい時には
歯を抜かなくてはならなくなってしまいます。

<歯ぐきの炎症・化膿>
歯磨きできない親知らずは、むし歯だけではなく
歯ぐきに炎症を起こします。
ひどい時は激痛を伴い、食事を摂ることが困難になります。
親知らずの近くにある噛む筋肉に、炎症が及ぶと口が開かなくなり
さらに、食事を困難にしてしまいます。

実際、親知らずの歯ぐきが何かのきっかけでボッコリ腫れて
なにも食べれない、噛めないと来院を繰り返す方は多いです。

その場合は、抗生剤や炎症剤を投薬したり
患部を洗浄して、なるべく清潔な状態にすることが大事です。

次回は、他に起こりやすいトラブルや
実際、親知らずを抜く際の注意点をお伝えしたいとおもいます!

月曜日、がんばっていきましょう!歯科ソレイユでした。


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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。