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2015年3月 3日

こんにちわ。歯科ソレイユです。

午前中は日差しが出ていたものの、まだちょっと寒い陽気ですね。

皆さん、如何お過ごしですか。

先日、歯科ソレイユにこんなお悩みを持った方が来院しました。

「昔から、頭痛、肩こり、イライラ、めまいに悩まされている。
 改善したくて、遠い県外の有名な整骨院に通ったが、あまり効果がなくて
 もしかしたら、自律神経失調症で、お口の中の金属が原因なのではないかと
 思い来院した。」
とその方は、おっしゃいました。

そして、「今のお口の中には計5本の金属が有るので、それを金属じゃないものに
交換したい。」とのご希望もおっしゃっていました。

いま現在、明らかに歯科金属が原因でアレルギーなどの疾患や炎症を起こしているという
はっきりとした証拠はありません。

ただ、口の中の金属が原因でアレルギーを起こすということは
その金属がほんの少しずつ体内に入っているからです。

歯科金属は、唾液に溶けてイオンというかたちで体内に入るわけですが
その金属イオンはからだじゅうをめぐり、細胞やタンパク質などにくっついて
悪さをすると考えられています。

口の中の金属を除去してメタルフリーにすると
もうそこから金属イオンが体内に入り込むことはなくなります。

しかし、それまで入り込み続けて細胞やタンパク質にくっついている金属イオンは
依然として存在していることになります。
そして、体内に入り込んだ金属イオンは、最終的にからだの新陳代謝とともに
少しずつ体外に排出されていきます。

それにはだいたい6ヶ月程度はかかるとされているので
治療後に改善する場合でも、急に劇的に良くなったということではなく
少しずつ、しかしはっきりと改善されていくことが多いようです。

私たちは、最初にその方のお口の中を診させていただいて
治療が必要な箇所を説明をして、そして大まかな治療計画書を立てました。

アレルギー反応というものは、ある日突然のように起こってきます。

歯に詰めた金属が慢性疾患を引き起こしているということは、科学的には
まだ証明されていませんが、患者さんの口の中にある金属をすべて取り去ってしまうと
その患者さんの体調が、劇的に良くなるというケースは
いままで歯科ソレイユでも、たびたび有りました。

お口の中は、常に唾液にさらされている状態です。

皆さんのお口の中は、どうですか。

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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。