入れ歯とは
こんばんわ!歯科ソレイユです。
今日は1日ほんとにポカポカの陽気でしたね!
コートを脱ぎたくなるくらいの暖かさでした♬
さて、本日は「入れ歯」のおはなしです。
歯科の治療は複雑なため、入れ歯や差し歯、ブリッジなど
数々の呼び名があります。
たまに、患者さんが歯の根っこを被せた差し歯のことを
入れている歯という意味で「入れ歯」と表現することもあるので
今日は、あらためて「入れ歯」とはどういうものなのか説明を
していきたいと思います。
「入れ歯」とは、失った歯を補うためにつくられた、取り外し式の義歯です。
これには、歯がまったくない場合につくる「総入れ歯」と
歯が残っている場合の「部分入れ歯」の2種類があります。
<総入れ歯>
歯がまったくない場合につくる総入れ歯は、あごの粘膜全体を覆う形態で
吸盤のように吸い付くことで顎の中での位置を保っています。
歯はすべて失われているので、歯の列は最終局面を迎えた状態ですが
噛む能力の回復、見た目の回復、あごを正常に保つためにも
入れ歯は歯がないひとにとって、なくてはならないものなのです。
粘膜の部分をひろく覆う「床」と呼ばれる部分は
プラスチック状でできたレジン床、金属でできた金属床など
様々な種類があります。
<部分入れ歯>
部分的に、歯が無くなった場合の入れ歯です。
床と人口の歯でつくることは、総入れ歯と同じですが
残っている歯の部分にクラスプと呼ばれるバネをかけて
入れ歯を保ちます。
部分入れ歯は、そこにかかる噛み合わせの力を
義歯部分とクラスプをかけた残っている歯に部分両方に
負担をさせます。
そのため、どうしてもクラスプというバネをかけた歯に
負担をかける傾向があります。
部分入れ歯にも、総入れ歯同様にプラスチック、金属の材料を
つかったものがあります。
また、いま現在部分入れ歯には
クラスプを使わないタイプのものも、開発されています。
次回は、入れ歯の特徴、長所と短所について説明をしていきたいと
おもいます。
歯を残念ながら失っても、私たちは食べるという行為をして
その後も生きていかなくてはなりません。
そのためにも、歯がなくなった場合のいくつかの治療を
しっかり知って選択をしていくことが大切だと考えます。
歯科ソレイユでした!