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2015年3月23日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

連休後の月曜日が始まりました。

朝から、すこしお天気が優れませんが今日も一日ていねいに頑張っていきましょう!

今日は「年代別・お口の中のケアのしかた」のおはなしです。

まえにお話をしたように、まず幼児期は成長の上で基礎となるものを
きちんと身につけなければならない時期です。

たとえば、乳歯列に異常があり上下のあごの位置関係に問題があると
顔の骨格、筋肉がアンバランスになり、本来あるべき顔とまったく
違う顔になってしまうばかりではなく、身体の成長にも大きく影響します。

いずれ、永久歯に生え替わるのだからと楽観視せず
お子さんの口の中に歯列不正がないかよく注意をしてください。

そして、なにか問題に気づいたら、早めに相談をしましょう。
12歳くらいでい歯の列が完成しだすので
噛み合わせの不具合には、この時期とくに気をつけて見てあげるようにしてください。


また、生えたばかりの歯はエナメル質が柔らかく
むし歯に気をつけなければなりません。

エナメル質は唾液にさらされていると
唾液中のリン、カルシウム。フッ素を取り込み硬くなっていきます。

食生活も関係しますが
20歳までは、むし歯にとくに気をつけていきましょう。


20歳を過ぎたら、歯ぐきの炎症を気にしなくてはなりません。
お口の中のケアを怠ると、歯周病になり、口臭や歯の脱落の原因になります。

歯を失うということは、骨格の一部が欠落してしまうことを意味しますので
適切なブラッシングなどをきちんと専門の方に教わるようにしましょう。

そして30歳を過ぎると、咀嚼力(噛む力)が落ちやすくなります。
また、身体のねじれに対応して噛み合わせや噛み癖も変化をしてきますので
左右バランスよく噛むように心がけてください。

40歳を過ぎると、歯周病が悪化をしてきます。
特に喫煙者や生活習慣病がある方は注意。
40代後半は、更年期障害がはじまると
噛み合わせのちょっとしたずれが身体の大きな問題を引き起こす場合が
あるので、とくに注意が必要です。

50歳を越えると喪失本数が多くなります。
歯がないままの歯列は、道の真ん中に穴があいているようなものなのです。
無意識にその不調の影響を受けないようにあごを調整して
身体のバランスを狂わすことになりますので
早めに、無いところをどう埋めるか歯医者さんに相談してください。

60歳を越えると、お口の周りの筋肉がだんだん衰えてきます。
よく噛むこと意識的に心がけることが必要です。


噛む力は、すなわち生きる力です。

いまの自分にとって、どういったケアが必要なのか
十分なケアをしてあげられているのか
あらためて確認してみましょう。

歯科ソレイユでした。

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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。