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2015年3月18日


おはようございます!歯科ソレイユです。

今日もとっても気持ちのいいお天気ですね!
昨日は、久しぶりに半袖の装いの方を見かけました!

その軽やかさにこちらまで嬉しくなってしまったものです。

さて、今日は誰もが気になる口臭のおはなしです。

「孫から、おばあちゃんのお口が臭いって言われたのよね」
「主人から、最近お前の口が臭うって言われて・・」

歯科ソレイユにも、このようなお悩みを抱えた方がたくさん
いらっしゃいます。

まず「口臭とは何か」ですが
「胃が悪いと口臭が強まる」という説がありますが
しかし、胃の調子は口臭にあまり影響を与えません。

ゲップをしない限りは
胃のニオイが、口まで上がってくることはないからです。

また、食べた食品のニオイを気にする方もいらっしゃいますが
これは治療が必要な口臭ではありません。
生きている限り、私たちは無臭でいることはできません。

口臭とは、呼吸や会話をするときに口から出る息がにおって
第三者が不快に感じるというもので
原因によって生理的口臭、飲食物による口臭、病的口臭の3つがあります。

生理的口臭は、誰にでも見られる口臭です。
たとえば、朝起きたときは、誰でも口の中がねばねばしてニオイが強くなります。
おなかがすいたり、緊張したときも口臭が出ます。
どれも一時的なニオイで、日常のちょっとしたケアで
気にならないレベルまで抑えることができます。

2番目の飲食物による口臭は、ビジネスのマナーなどでも
日頃注意をされているかと思います。
たとえば餃子。
餃子の中のニンニク、ニラ、ネギなどが
体内で消化されたあと、ニオイ成分が呼気に混じって強くにおうからです。
ですから、これらの野菜はウィークエンド・ベジタブルといわれ
食べるのは週末というわけです。
また、喫煙者のニオイは、長年歯にこびりついたタールとニコチンが
主になっています。
これらのニオイは、不快ですが
時間とともに、減少する一時的なものだったり
摂取をコントロールすればよいので、この種の口臭で悩むことはありません。

問題は治療の対象となる3番目の病的口臭です。
これは、からだのどこかに原因があって発生する口臭ですから
原因を治療しない限り、ニオイは弱くなりません。
しかも四六時中ニオイがあるため、本人はそのニオイに慣れてしまって
どんなに強いニオイでもなかなか気がつかないというわけです。

病的な口臭を起こす原因として
もっとも多いのは口の中の汚れで
そのほか歯周病やムシ歯、唾液が少なくなるドライマウスといったトラブルも
口臭の原因となります。
なかでも歯周病による口臭は強烈です。
新陳代謝ではがれた口の中の粘膜に加え、ぶよぶよになって出血した歯ぐきからの
赤血球や、患部からにじみでた膿みの白血球
また歯周病菌の死骸などが加わったタンパク質成分が細菌によって分解され
きわめて強いレベルのガスを発生するからです。

家族の方や第三者に言われた経験があったり
自分でも気になるときがあれば
あるかないか自分ではわからない口臭にくよくよ悩むより
まず先に、歯医者さんに行って専門の方にお口の中を診てもらうことを
おすすめします。

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本日、歯科ソレイユは休診をいただいております。

明日は、口臭の発生と強く関連している舌の汚れについて
お知らせしたいと思います。

今日も素敵な1日をお過ごし下さい。


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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。