歯周病菌はキスでうつる!
こんにちわ!歯科ソレイユです。
日差しが眩しい日曜日ですね!
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は「歯周病菌」のおはなしです。
皆さん、歯周病菌がキスでうつることは聞いたことはありますか?
たとえば、むし歯の菌であるミュータンス菌は
恋人同士、夫婦同士など大人の場合は、キスをしても感染しません。
生まれてすぐの子どものお口の中と違って
常在菌がすでにバイオフィルムを作った口内は
あとからミュータンス菌が入ってきても陣取りができません。
ところが、歯周病菌は大人同士でもキスでうつります。
大人の場合は、成長し加齢していくうちに歯周ポケットができ
歯周病菌に感染してしまっている人が多くいます。
歯周病菌の最初の感染の多くは
ミュータンス菌(むし歯菌)と同様、母子間など周囲の大人たちからのルートです。
歯周病菌の多くは、嫌気性菌という空気を嫌がる菌です。
なので、子どもは成人ほど歯周ポケットが深くないため
一般にはミュータンス菌より感染時期はずっと後になります。
しかし、歯周病菌は歯周ポケットがあれば
そこに巣みついてしまいますので
一旦感染してしまえば、歯周病のリスクが跳ね上がります。
的確なケアによって、それぞれが口の中の細菌を根絶するしかありませんが
パートナーの片方だけが熱心にケアを行っても
もう片方がケアをしなければ、感染を繰り返すだけです。
そのためにもムシ歯も歯周病も家族そろってケアをするということが重要なのです。
歯科ソレイユの患者さんも
みなさん家族そろって定期的なチェックにいらしている方がたくさん居ます。
すこし面倒でも、定期的なチェックを継続している方が
最終的にはご自分の歯をずっと維持できるため
おおがかりな治療をしなくても済む
という結果がデーターとして、出ています。
本日、歯科ソレイユは休診をいただいております。
また、来週は21日(土)が祝日で休診だったため
25日(水)は午前診療となりますので、どうぞよろしくお願い致します。
それでは、楽しい日曜日を皆さんお過ごしください!
歯科ソレイユでした。