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2015年3月26日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

お天気が気持ちのいい木曜日です。
風がちょっと冷たいですが、春が少しずつ近づいてきている感じがしますね♬

今日は「顎関節症」のおはなしです。

近年、顎関節症の患者さんがたいへん増えています。

「最近、お口を大きく開けると、痛みがある」
「口を開けるたびに、顎がじゃりじゃり鳴る」
「顎関節症は、一度なるともう治らないのか」
など、歯科ソレイユでもこんな風なお悩みを持っている方が
たくさんいらっしゃいます。


もともと、子どもから高齢者まで幅広くみられましたが
最近は、とくに20〜30代の女性に多くなっています。


顎関節症とは、何らかの要因がもとになって
あごの運動障害が起きる症状を総称するものです。

主には、①あごに痛みがある ②あごを動かすと音がする
③口が開きにくい といった症状が、ひとつもしくはいくつか重なって
あらわれます。


もっとも、ひとくちに痛みといっても
関節そのものが痛む場合もあれば、関節の周辺の組織の不具合からくる
痛み、あごの周辺の筋肉が硬直して痛むケースなど様々です。

あごを動かすときの音も、カクカク、ギリギリ、ジャリジャリ、ミシミシと
様々です。


あごには、関節円板という軟組織があり、口を開けるときは
ここが回転運動、滑走運動をします。

滑走するときは、円板がクッションになって一緒に出ます。

スムーズにでれば、問題はありませんが
前に出ていたり、横に出て引っかかっていたりすると、口を大きく開けたとき
ガクンとなります。

これが、いわゆる顎関節症のクリック状態です。

また、正常なひとは、指3本分を縦にしたくらいは口が開くのは普通ですが
指2本もしくはそこまで開かないようであれば、開口障害です。

また、筋肉の緊張によって開きづらい場合もあります。
あごを動かすと痛みがあるので、無意識に動きを抑えてしまっている場合や
顎関節の異常で開けたくても開かない場合もあります。

朝起きて、いきなりお口が開かなくなる場合もあれば
徐々に、開きづらくなっていくケースもあり
発症症状は、多様です。

このように、症状も様々で原因も非常に多岐にわたるあごの機能障害ですが
一体、なにが原因で起こりやすくなってしまうのでしょうか。
また、治療方法や改善方法、防ぐ方法としては、なにがあるのか
続きは、明日おはなししていきたいと思います。

お口のチェックとして
時間があるときなど、自分のお口を開けたときに、何本指が入るのか
試してみるといいかもしれません!

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歯科ソレイユでした!


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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。