親知らずとは②
おはようございます!歯科ソレイユです。
日差しが眩しい月曜日の朝が始まりました!
今日は前回お話をさせていただいた「親知らず」の具体的なトラブルに
ついてのお話です。
<隣の歯がムシ歯、歯周病になりやすい>
親知らずは、あごの一番奥に生えてくるため
歯磨きが非常に難しいです。
そのうえ、斜めに生えていたり、歯ぐきが歯の部分を覆っていたりと
生え方は様々。
どんな歯磨き名人が磨いたとしても、磨ききれるものではありません。
当然、親知らずはすぐにムシ歯や歯周病になってしまいます。
また、親知らずがムシ歯になれば、みかん箱の中のみかんが腐るのと
同じように、隣り合って接している手前の歯も道連れになって
ムシ歯になりやすくなってしまいます。
「親知らずはムシ歯になったら抜けばいいや〜」
という考えもありますが、巻き添えを食いやすい隣の歯(7番目の歯)は
一生使わなければならない大切な歯です。
歯周病も同じように、手前の歯の大切な
歯を支えている骨を溶かし、ひどい時には
歯を抜かなくてはならなくなってしまいます。
<歯ぐきの炎症・化膿>
歯磨きできない親知らずは、むし歯だけではなく
歯ぐきに炎症を起こします。
ひどい時は激痛を伴い、食事を摂ることが困難になります。
親知らずの近くにある噛む筋肉に、炎症が及ぶと口が開かなくなり
さらに、食事を困難にしてしまいます。
実際、親知らずの歯ぐきが何かのきっかけでボッコリ腫れて
なにも食べれない、噛めないと来院を繰り返す方は多いです。
その場合は、抗生剤や炎症剤を投薬したり
患部を洗浄して、なるべく清潔な状態にすることが大事です。
次回は、他に起こりやすいトラブルや
実際、親知らずを抜く際の注意点をお伝えしたいとおもいます!
月曜日、がんばっていきましょう!歯科ソレイユでした。