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2015年3月12日


おはようございます!歯科ソレイユです。

昨日は、雪が降りとても寒い仙台でしたね。

まだまだダウンが手放せない気候です。。。笑

今日は「食事」のおはなしです。

昔から「歯にはカルシウムがいい」とよく言われていました。
普段の食生活のはなしなどを聞くと
患者さんからも「歯にはやっぱり小魚とか牛乳がいいと思ってよく摂るように
している」などと言われることがあります。

骨を作るという意味では、カルシウムは基本中の基本。
それは間違いではないのですが
最近はさらに進歩して
コラーゲンの大切さなどが広く認知されています。

特に、歯肉炎や歯周病の兆候が見られる患者さんに
ぜひオススメしたいのが、コラーゲンの生成を促すような食事です。

何と言っても歯周病予防の要は「歯根膜」
。漢字のとおり、歯の根っこを支える膜の部分です。

コラーゲンは歯根膜を丈夫にする効果があります。
そして、コラーゲンの生成の能力は残念ながら加齢とともに衰えていきます。

その生成には原料が必要で、原料とは良質なタンパク質=アミノ酸です。

ほとんどの動物性食品にはアミノ酸が含まれていますが
特に多く含んでいる食品として、鶏の手羽元すっぽん
フカヒレなどがあります。

コラーゲンの生成には、多くのビタミンやミネラルが必要なので
良質なタンパク質に加え、バランスのいい食事をすることが望ましいです。

例えば、朝ご飯の定番が甘いデニッシュパン、フレッシュフルーツ、ヨーグルトのみ
だと、明らかにタンパク質不足になってしまいます。
もし、朝ご飯が洋風な方は、そこにベーコンエッグをプラスしたり
昼食、夕食にも意識的にお肉やお魚を食べるコラーゲンサポートを始めましょう。

一方、唾液は分泌量だけではなく、質もとても大切です。

口の中で、むし歯菌やバクテリアなどが繁殖した状態では
唾液はネバネバしています。

よく私たちが、普段の唾液のことを患者さんに質問するのは
唾液が今のお口のなかを表すバロメーターになっているからです。

穀物や砂糖を多く摂取している現代人は
口の中が酸性に傾きがちです。

水分の多いサラサラした唾液にするには
海藻や野菜などのアルカリ性食品もバランスよく食べることです。

また、噛む回数を増やして唾液の分泌を促すためには
りんごなどは皮付きのままいただく
白米や白パンではなく、玄米や雑穀米、胚芽パンなど
噛み応えのあるものを選ぶなどがポイントになります。

また、キウイフルーツには舌苔(舌の汚れ)を溶かす酵素が含まれています。
ゆっくり噛んで飲み込むと舌苔の掃除ができ、口臭の予防になります。

このように述べたように
私たちの健康は
毎日のバランスが整った食事
なんでもよく噛める歯を持つお口
支えられているといっても過言ではないでしょう。

今日からできる「自分の歯の守り方」
参考にしてみては如何でしょうか。

歯科ソレイユでした。


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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。