«  2015年3月 5日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2015年3月 5日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

とても気持ちのいい青空ですね。

週の後半が始まりました!

今日は「片噛み」のおはなしです。
片噛みとは、片方でばかり噛んでしまう態癖のことを言うのですが
それがもたらす影響は、本当に色んなところに出てきます。

歯科ソレイユにいらっしゃる患者さんからも
「両方を使うようにはしているんだけど、気がつくと右でばっかり噛んで
 食べている気がする・・」や
「この頃、口が右上がりに曲がってきた気がする〜」などのご相談をいただきます。

女性の方は特に、顔のラインに関しては敏感になってしまいますよね。

たとえば、もし口が右上がりに曲がっていたとしたら
口角が上がっている右側に噛み癖があると考えられます。
そして、それをそのままにしていると・・口はますます歪み、左右非対称な顔に
なってしまったり、さらには顎の関節まで悪くなることもあります。

その片噛みの原因ですが
患者さんに聞いてみると
たとえば、何年も長い間どちらかのほうが歯が無い状態でそのままにしていたとか
むし歯をそのままにしていて噛むと痛いから使わないようにしていたとか
そのような理由が必ず上がってきます。

そういったことが原因であれば、まずは早急にしっかり歯を治して
両方の左右の歯でしっかり噛める状態を作ることが何よりも一番大事です。

それでもなお、どちらかで噛んでしまう癖が治らない場合は
意識的に噛みにくい側で噛んでもらうようにすればよいのですが
せっかくのお食事の時間が、それに気を取られて美味しくなくなったり
楽しくなくなったりすれば、問題なので
食事中は自由に噛んでもらって、1ヶ月ほどキシリトールガムなどを
噛みにくい側で噛んでもらいます。できれば1日あたりの総時間が1時間以上に
なることを目標とします。

そういった簡単なトレーニングを続けてもらい、経過をみます。

今日のお昼や、夜のご飯のときに
自分が無意識にどちらを使ってお食事をしているのか
ちょっとチェックしてみるのも良いかとおもいます。

本人が異常に気づかないことが一番おそろしいことなのです。


異常に気づき、原因を考え、そして治すための方法を知り、実践していければ
態癖はちょっとずつですがかならず改善していきます。


« 2015年3月 4日 | メイン | 2015年3月 6日 »

歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。