エナメル質表面の着色
こんにちわ!歯科ソレイユです。
すこし肌寒い雨の土曜日ですね。
さて、前回、歯の着色や変色について色々な種類があるという
お話をさせていただきましたが
今日は、その着色の中でも代表的な
「エナメル質表面の着色」のおはなしです。
これは、食べ物の色素やタバコのヤニが、歯のエナメル質と
いわれる表面に付着したものです。
陶器の表面に付いた茶渋のようなものですから
研磨剤と歯ブラシを使ったクリーニングで
簡単に取れてしまいます。
歯磨き粉は、基本的に研磨剤を含んでいますから
毎日歯磨き粉を使っている場合、着色はあまり起きません。
しかし、磨き癖や歯並びが悪くて歯磨きがムラになると
どうしてもそこが着色してしまいます。
食べ物の色素が沈着をする程度なので
歯の健康にはまったく問題はありませんが
歯磨きにムラがあるということは、あまり良いことではありません。
また、毎日きちんと歯を磨いて、定期的なクリーニングも
受けているのに
すこし時間がたつと、同じ箇所にまた着色が付いているという方は
歯磨き以外にも、他の原因の可能性があるので
一度、先生に相談してみるのもよいでしょう。
エナメル質の着色が歯の健康に影響を及ばさないとしても
歯は、そのひとの見た目、印象、清潔感を表す大事な部分です。
ご自分のキレイな歯をずっと維持するためにも
毎日の歯磨き、定期的なクリーニングは欠かさないようにしましょう!
歯科ソレイユでした。