二次カリエスの防止①
こんばんわ!歯科ソレイユです。
気温が暖かい今日一日でしたね。皆さん如何お過ごしでしょうか。
さて、今日は「二次カリエス」のおはなしです。
一度ムシ歯の治療が終わったところがまた、ムシ歯になってしまう
つまりムシ歯の再発が増え始める。再発したムシ歯のことを
「二次カリエス」と呼びます。
写真は二次カリエスの例です。
詰め物の端からムシ歯が再発しています。
金属の詰め物を取ると、中には大きく深いムシ歯が広がっています。
何故一度治したところに、またムシ歯が出来るのでしょうか。
そこには、患者さんの生活習慣が大きく
関わっていることがあります。
ムシ歯が出来たということは、例えば甘いものの摂取が多い、
ブラッシングが上手に行われていないなどの
何らかの原因、理由があります。
歯医者も患者さんも、治療のことばかり優先して
考えがちですが、むし歯の原因が解明されないまま
治療を行っても根本的な解決にはならず、ムシ歯がまた
再発して、二次カリエスができてしまう恐れがあります。
そこで、二次カリエスを防ぐ具体的なポイントとしては
①一度ムシ歯になったら、どうしてムシ歯になってしまったのか
原因を明確にして、改善すること
②生活習慣やブラッシングの指導をしてもらう定期検診を
継続して受けること
などをおすすめします。
次回は、修復物と言われる詰め物などの材料や不適合さから起こる
二次カリエスについてお話したいとおもいます
歯科ソレイユでした!