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2015年4月14日


こんばんわ!歯科ソレイユです。

雨が続き、桜が散ってしまっているところも多くみかけますね。
お天気が恋しいこの頃です。

さて、今日は子どもの歯、乳歯の萌出のおはなしの続きです。

乳歯の萌出は、歯が全くない状態(無歯期)から、先に前歯が萌出して
(前歯期)、次に奥歯(奥歯期)、そして全ての乳歯が生え揃う
(完成期)という4つのステージに分けることがあります。

この過程において、幼児は様々なお口の機能を順々に獲得していきます。

奥歯期(1歳半〜2歳頃) 第一乳臼歯が4本萌出
噛む力・噛むリズムがポイント!

前歯期からしばらくすると、奥歯が生えてきます。
子どもは、この段階になって、噛むという動作を経験し
歯の根の膜を通じて、その食べ物が硬いのか、軟らかいのか
あるいは、大きいのか、小さいのか、といったことを認識できる
ようになるのです。

したがって、ここでは噛む力やリズムを身につけることが
最も重要になります。ポイントは、食べ物を口に入れたら
その子のペースでゆっくりと噛む時間を与えること。

なぜなら、子どもが噛む力、噛むリズムをつかむのは
どうしても時間がかかるためです。

奥歯期における「噛む練習」は
食べ物を口に入れたら、ゆっくり考え、舌を左右に動かして
食べ物を奥歯にのせることを覚え、噛むリズムを身につけて
唾液としっかり混ぜて飲み込むことを覚えていきます。

こういった一連のプロセスを経て
3歳になる頃までにようやく、正しい噛み方、飲み込み方の
基本を、自らの力で獲得していくのです。

食べ方の注意は、唇を閉じて噛むことです。
パクパクと食べ物が見えてしまう噛み方はよくありません。
早食いや溜めたままの食べ方になっていないか
食べている途中に水分で流し込みをしていないかに
注意を払うようにしましょう。

また、食生活が乱れていると、噛み力は育ちにくくなり
むし歯も多くなりやすいようです。
特に不具合がなくても、歯科検診で一度チェックを受けて
もらうことをおすすめします!


歯科ソレイユでした!

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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。