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2015年4月16日


こんばんわ!歯科ソレイユです。

気温が暖かい今日一日でしたね。皆さん如何お過ごしでしょうか。

さて、今日は「二次カリエス」のおはなしです。

一度ムシ歯の治療が終わったところがまた、ムシ歯になってしまう
つまりムシ歯の再発が増え始める。再発したムシ歯のことを
「二次カリエス」と呼びます。

写真は二次カリエスの例です。
詰め物の端からムシ歯が再発しています。
金属の詰め物を取ると、中には大きく深いムシ歯が広がっています。

何故一度治したところに、またムシ歯が出来るのでしょうか。

そこには、患者さんの生活習慣が大きく
関わっていることがあります。

ムシ歯が出来たということは、例えば甘いものの摂取が多い、
ブラッシングが上手に行われていないなどの
何らかの原因、理由があります。

歯医者も患者さんも、治療のことばかり優先して
考えがちですが、むし歯の原因が解明されないまま
治療を行っても根本的な解決にはならず、ムシ歯がまた
再発して、二次カリエスができてしまう恐れがあります。

そこで、二次カリエスを防ぐ具体的なポイントとしては
①一度ムシ歯になったら、どうしてムシ歯になってしまったのか
 原因を明確にして、改善すること
②生活習慣やブラッシングの指導をしてもらう定期検診を
 継続して受けること

などをおすすめします。


次回は、修復物と言われる詰め物などの材料や不適合さから起こる
二次カリエスについてお話したいとおもいます

歯科ソレイユでした!

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2015年4月15日


おはようございます!歯科ソレイユです。

雨がすこし上がりましたね!

さて、今日はこちらのブログでも何度かご紹介をしている
姿勢のおはなしです。

歯の噛み合わせや見た目は、姿勢と大きく関わっていると
前にお伝えしましたが、いい姿勢にするのは
とにかくあごを引くこと!
そうすると背筋が伸びますね。

猫背になって仙骨が中に入ってしまうと
制御がきかなくなってますます身体を立てにくくなります。
体育座りも実はよくありません。
身体が丸まり、あごが飛び出し仙骨が丸まった姿勢だからです。

食事の時の姿勢で大切なのは、背筋を伸ばして座ることと
両足をしっかりと地につけて食べることです。

ものを噛むことは、運動です。
口でものを噛むためには、それを支える力が必要になります。
それは足。床をしっかりと踏みしめることで
噛む力を逃さずに、しっかりと噛むことができるのです。

姿勢に最良な座り方とは、正座です。
お尻をぺったりと足にのせるのではなく
親指と親指を重ねて、その足の三角形の上に坐骨(ざこつ)を
のせる。背筋がぴっと伸びる理想的な姿勢です。

椅子で食べる習慣が定着した現代においては
椅子に浅く座って、足の裏はしっかりと床につけて
仙骨を立てましょう。
食事の時にも足を組んで食べるひとがいますが
骨盤が傾いて、一方向にだけ力がかかりますから
噛むことによる負荷が片方にだけ集中します。

そこでますます骨盤をゆがめ、周辺の筋肉を緊張させることに
なります。

猫背になると、あごが前へ突き出して、きちんと噛めなくなる一方
仙骨が丸まって、足に力がかかりにくくなります。

地にしっかりと足をつけ、腰を定めることは
重力に対して最小限の力で、楽に生きる技術ともいわれています。

普段、自分がどういう姿勢で食事をしているか
もう一度確認してみてはいかがですか。


また、本日は水曜日で歯科ソレイユは休診をいただいております。

歯科ソレイユでした!

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2015年4月14日


こんばんわ!歯科ソレイユです。

雨が続き、桜が散ってしまっているところも多くみかけますね。
お天気が恋しいこの頃です。

さて、今日は子どもの歯、乳歯の萌出のおはなしの続きです。

乳歯の萌出は、歯が全くない状態(無歯期)から、先に前歯が萌出して
(前歯期)、次に奥歯(奥歯期)、そして全ての乳歯が生え揃う
(完成期)という4つのステージに分けることがあります。

この過程において、幼児は様々なお口の機能を順々に獲得していきます。

奥歯期(1歳半〜2歳頃) 第一乳臼歯が4本萌出
噛む力・噛むリズムがポイント!

前歯期からしばらくすると、奥歯が生えてきます。
子どもは、この段階になって、噛むという動作を経験し
歯の根の膜を通じて、その食べ物が硬いのか、軟らかいのか
あるいは、大きいのか、小さいのか、といったことを認識できる
ようになるのです。

したがって、ここでは噛む力やリズムを身につけることが
最も重要になります。ポイントは、食べ物を口に入れたら
その子のペースでゆっくりと噛む時間を与えること。

なぜなら、子どもが噛む力、噛むリズムをつかむのは
どうしても時間がかかるためです。

奥歯期における「噛む練習」は
食べ物を口に入れたら、ゆっくり考え、舌を左右に動かして
食べ物を奥歯にのせることを覚え、噛むリズムを身につけて
唾液としっかり混ぜて飲み込むことを覚えていきます。

こういった一連のプロセスを経て
3歳になる頃までにようやく、正しい噛み方、飲み込み方の
基本を、自らの力で獲得していくのです。

食べ方の注意は、唇を閉じて噛むことです。
パクパクと食べ物が見えてしまう噛み方はよくありません。
早食いや溜めたままの食べ方になっていないか
食べている途中に水分で流し込みをしていないかに
注意を払うようにしましょう。

また、食生活が乱れていると、噛み力は育ちにくくなり
むし歯も多くなりやすいようです。
特に不具合がなくても、歯科検診で一度チェックを受けて
もらうことをおすすめします!


歯科ソレイユでした!

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2015年4月13日


こんばんわ!歯科ソレイユです。

今日は一日お天気が優れない月曜日でしたが
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

4月からの新しい生活がスタートして
慣れない環境に、まだまだ緊張する日々が続く方も
多いとおもいますが
こんなときこそ、あまり無理はしないで
オフの時間などに、自分のケアをすこし多めにしてあげましょう!

人間は、緊張して交感神経が働く状態が続くと
呼吸が浅くなったり、からだがこわばるため
血流障害から、肩こりなどが発生しやすくなります。

そこで、今日は簡単にできる
「片手バンザイ体操」をご紹介します!

準備 タオルを凝りのある肩甲骨の下へ置く

①  タオルを敷いた側の腕を顔の横にまっすぐ上げて
   手のひらを内側に向けて、もう一方の手で反対側の頬に
   軽く触れる
   "鼻から息をすって口からフッと吐くを3回"

②  腕はそのままで一方の手を首に軽く触れる
   "鼻から息をすって口からフッと吐く"

③  腕を下ろして肘を直角に曲げて真横に倒して
   一方の手を腕に軽く触れて
   "鼻から息をすって口からフッと吐くを3回"

④  もう一度、腕を顔の横にあげて手のひらを外に向けて
   一方の手を脇腹に当てる
   "鼻から息をすって口からフッと吐くを3回"

こちらの片手バンザイ体操は、猫背や肩こりの改善の効果が
あります。
タオル一枚あれば、すぐにどこででも出来る体操ですので
ぜひ皆さん、試してみてくださいね!

歯科ソレイユでした!

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2015年4月12日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

気持ちのいいお天気ですね。
お花見などにもピッタリの気候ではないでしょうか。

さて、今日はお口の中のケアのおはなしです。

普段行っているブラッシングよりもワンステップ上のケア
「口腔内マニピュレーション」です。
マニピュレーションとは、操作法という意味で
頬の筋肉を中心に、お口の緊張を一気にほぐしてあげることが
できます。

私たちは、診療時、お口の型を取る際などに
しばしばこの方法で、患者さんの口の中の緊張とねじれを
とっています。

口の中の筋肉は、結構凝ったり、ねじれたりしています。
しかし、口の中も筋肉だという感覚がないため
自覚していないひとがほとんどです。

口の中は髪の毛が一本入っても、すぐわかるほど敏感です。
頬の粘膜、舌の粘膜、顔の粘膜、皮膚は非常に感度が高く
だからこそ、ほんのちょっとのことで噛み合わせも画期的に変わる
その敏感で変わりやすいという特質をうまく利用します。

具体的には、頬と歯の間の深い部分に指を入れてほぐすだけです。
これで、凝りとねじれをとると、唾液が非常に出やすくなる。
口の開きがよくなる。口の中にゆとりができて
舌や頬を動かしやすくなるなどの変化が表れます。

爪を切り、手をよく洗い、左右上下それぞれ4カ所に分けて
ゆっくりマッサージをします。

粘膜を傷つけないように、ゆっくりマッサージするのが
ポイントです。
想像していた以上の気持ちよさに、きっとリラックスできると
おもいます!

歯科ソレイユでした!

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歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。