«  2015年4月26日 - 2015年5月 2日  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2015年5月 2日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

夏日到来ですね!毎年ゴールデンウィーク付近は
グッと気温が上がりますが、今年もそのようで
半袖の方をチラホラ見かけると、あらためて・・
長い冬がようやく終わったことを実感します・・笑(今更・・)

さて、今日は
来月、再来月からいくつかの小学校でも始まります
口腔衛生指導のおはなしです。

口腔衛生指導とは、なにかと言いますと
学童期におけるムシ歯や歯周病予防対策として
専門の者が、実際小学校に行って
学年ごとのお口の中の状態の説明や
歯の磨き方を指導するものとなります。

学年別にも目標が決まっています。

1年生 第一大臼歯(親知らずを抜かします奥から2番目の歯)
    の噛む面をキレイに磨けること。
    また、ブクブクうがいが上手にできる。
    歯垢の染め出し、観察ができるなど。
2年生 前歯の外側がキレイに磨けること。
    (歯磨きの基本、歯ブラシの毛先の使い方が分かる。)
3年生 前歯の内側がキレイに磨けること。
    (合わせ鏡で歯の内側を観察できる。)
4年生 小臼歯(親知らずを抜かします奥から3、4番目の歯)が
    キレイに磨けること。
    (上下、外内、噛み合わせに歯ブラシの毛先が届く。)
5年生 犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯がキレイに磨けること。
    歯磨きで歯肉炎が改善できる。
6年生 すべての歯をキレイに磨くことができること。
    歯磨きで歯肉炎が改善できる。

なかなか、レベルの高い目標だと皆さん思いませんか??
6年生の「すべての歯をキレイに磨くことができること。」などは
大人の方の中でも、この目標をクリアできている方は
少ないかと思われますが・・・笑

そのくらい、幼児期からの正しいブラッシング方法が
とても大切だということですね。

皆さんも、この目標を改めて、自分がちゃんと出来ているか
確認してみてはいかがですか???

歯科ソレイユでした!

new_IMG_9802.jpg


2015年4月29日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

とても気持ちのいいお天気ですね。

今日は「哺乳瓶の乳首の穴」のおはなしです。

子どもがいる家庭で、哺乳瓶を購入したことがない家庭は
少ないと思います。そのぐらい哺乳瓶は、現代社会において
普及しています。

しかし、哺乳瓶の衛生管理において、煮沸や加熱のような消毒には
神経を使いますが、哺乳瓶の選択に神経を使っている人は
少ないようです。

そして実は、哺乳瓶の選択も子どもの成長に影響をするということを
ご存知でしょうか。

赤ちゃんは、誕生から5ヶ月頃までは原始反射である「すする」という
動作によって母乳を吸います。
この「すする」という動作は、指を赤ちゃんの口の中に入れて
吸わせてみるとすごい力で吸うことがわかります。

むしろ、吸うというよりもシゴいているといってもいいでしょう。

そして、哺乳瓶の乳首の穴にはサイズがあります。
主に、SS,S,M,Lなどです。

乳児は、哺乳瓶の栄養分を吸引によって摂取します。
実はこの吸引がお口の機能のトレーニングになり
乳児の成長過程にとって大切なのです。

最も大きなサイズのL穴では、吸引力をほとんど必要としないため
舌はゆらゆら動いているだけで、お口の機能のトレーニングとしては
効果がありません。
そして哺乳時間は、15分前後が適当といわれています。

我が子を早く成長させたいという願いから
栄養分を速やかに摂取するようにという気持ちで大きな穴に
する方は多いのですが
そのような焦りは、お子さまの成長には逆効果になることもあります。

歯科ソレイユでした!

new_IMG_8640.jpg

2015年4月27日


こんばんわ!歯科ソレイユです。

今日はとっても暖かい1日でしたね〜。
歩いていたら、汗が出てきたくらいです。

急に暑くなったり、寒くなったりと
急激な温度変化によって、体調を崩しやすくなる時期でもありますので
ゆっくり休養を取るように心がけましょうね。

さて、今日は皆さんが毎日せっせと行っている歯磨きの
「歯ブラシの持ち方」のおはなしです。

歯ブラシの持ち方は、2種類あって
パーム・グリップとペン・グリップという名前があることは
ご存知ですか?

簡単に言えば、グー持ち、鉛筆持ちのことです。

パームグリップのパームとは、parm
つまり手のひらのことで、手のひらでしっかりと握る方法です。

しかし、力が入り過ぎてしまうため、どうしても強いブラッシング圧で
磨くことになってしまいます。
そのため、この持ち方は歯ブラシを持つことに不慣れで
ゴシゴシと歯を磨く必要のある小学校低学年までの子供用の持ち方と
されています。


ペングリップは、小学校中学年から大人まで
この方法がおすすめされています。
一般的に、歯をよく磨こうとするあまり、ゴシゴシと強い力で
磨いてしまう傾向にあります。
歯磨き粉を使用しながら強いブラッシング圧で磨くと
歯が削れたり、歯ぐきが痩せたりと
ブラッシングによる歯のダメージを引き起こしてしまいます。

ペングリップで持つと、あまり力が入らず
細かい動きが可能になりますから
きめ細やかで歯に優しいブラッシングが可能となります。

適切なブラッシング圧は、100~200g程度とされています。

かなり弱い力で十分であることと
それ以上だと歯や歯ぐきを傷める可能性があることを
忘れないで、ホームケアを続けてくださいね!

歯科ソレイユでした!

new_IMG_5923.jpg


2015年4月26日


こんにちわ!歯科ソレイユです。

お出かけ日和の気持ちのいいお天気ですね!

気温もだんだん上がってきて、水分を摂取する機会も増えてきました!

中学や高校などで身体を使う部活動をしていると
二リットルぐらいは、平気で水分を摂ってしまいます。

その際、ミネラルなどの吸収が良いということで
スポーツ飲料がよく飲まれますが
スポーツ飲料には想像以上の砂糖が含まれていることを
皆さんはご存知でしょうか。

100mlに6g含まれているとすると
一リットルで60g、二リットルで120gの砂糖を摂取することに
なります。

120gの砂糖を3gのスティックシュガーに換算すると
40本にもなってしまいます。

ちなみに、炭酸飲料や清涼飲料水などは100ml中10g程度と
より多くの糖質を含んでいます。

飲料には、食事や間食のように歯が汚れるというイメージが
ないだけに、歯磨きをすることがなく
砂糖がお口の中に長時間残ることになるので
ムシ歯の発生に大きな影響を及ぼしてしまいます。

また、運動しない状態で飲み過ぎた場合は
即に「ペットボトル症候群」と呼ばれる
急性の糖尿病に陥ることもあります。

new_IMG_8515.jpg

写真は、23歳男性のお口の中です。
中学生の頃からスポーツ飲料を毎日一リットル飲み続けていたそうで
広範囲に及ぶ深刻なムシ歯に侵されています。

このようなムシ歯が発生した場合
神経にまでムシ歯が進行する前に治療を早めに受けるようにしてください。

歯科ソレイユでした!


« 2015年4月19日 - 2015年4月25日 | メイン | 2015年5月 3日 - 2015年5月 9日 »

歯科ソレイユ 院長 菖蒲正宏

歯科ソレイユ
院長 菖蒲正宏
www.dental-soleil.com

当院の理念は、患者さま・スタッフ・ドクターなど歯科ソレイユに関わる人々すべてが「ソレイユ(フランス語で太陽、ひまわりの意味)」のように輝く笑顔になれること。そんな『輝く笑顔を創造する歯科医院』を目指して名付けました。

歯科医院とは歯やお口の中を治療するところですが、できれば歯の治療を受けると同時に、心までもリフレッシュしていただきたい。そんな思いから、院内の待合室やカウンセリングルームもリラックスしてくつろげるような雰囲気になっています。