2014年5月25日

5月25日（日）東京にて、ダイレクト・ボンディング　ハンズオンセミナーを受講してきました。１日がかりで、講義と実習を行なうものでした。
ダイレクト・ボンディングとは、歯の治療で行なう『白い詰め物』で、その場で歯の形を回復して、光で固めるもの。

基礎・基本から、多くのテクニック、色々な器具を使用した方法など、盛りだくさんでした。以前、大学在籍中に歯科で使う材料の研究をしていたこともあり、関係した論文を読み漁り、実際に実験していた内容にも通じていたり、他の受講したセミナーや講演会にも大きく繋がっていた内容でした。

すぐに診療に活かせるものでしたので、皆さんにもすぐに還元できるかと思います。

5月24日（土）19時より、仙台歯科医師会学術・障害者委員会合同講演会が開催されました。今回は３回シリーズの１回目。講師は奥羽大学歯学部　口腔外科学講座　麻酔学分野　の山崎信也先生をお迎えし、「全身管理入門」と題してご講演いただきました。

近年、全身的疾患を抱えている多くの方が歯科治療を希望して受診されるようになりました。疾患を持っている方は疾患の無い方と同じように診療するためには、必要な注意があります。

今回の内容は循環器の疾患についてです。高血圧症、狭心症、心筋梗塞、心室性不整脈、心房細動、脳梗塞、ペースメーカー/ICD植え込み者、心臓弁膜症、感染性心内膜炎、心筋症、先天性チアノーゼ性心疾患など。

わかりやすく解説していただき、大変勉強になりました。
歯科医師と言えど、体の一部を扱っている医師。全身疾患の理解は大変重要だということを強く感じました。