親知らずを抜く際の注意点
こんにちわ!歯科ソレイユです。
昨日の暖かさとは逆に肌寒い火曜日ですね。
今日は、前回の続きのトラブルが多い親知らずを抜く際の注意点を
おはなししたいとおもいます。
よく患者さんから「親知らずを抜いたときは、ほんとに痛かった」
「抜いた後も、腫れて一週間くらいご飯を食べれなかった」
「食べ物があたる度に痛くて、お産より辛かった・・」
など、親知らずを抜いたときの苦労話を聞かされるのですが
実際、このような話しの原因となる抜歯は
ほとんどが下の親知らずです。
上の親知らずは、すべてがとはいいませんが、そのほとんどが
抜きやすく、治りやすいです。
一方、下の親知らずは抜きにくく、治りが遅くなりやすく
抜歯の際の危険性も高く、まったく別物といって良いほどの
差があります。
下の親知らずは、担当の先生からよく説明を受け、計画的に抜歯を
することをおすすめします。
下の親知らずの抜歯が難しい理由のひとつが、「神経」の存在です。
下の親知らずの近くには「下歯槽神経」という神経があり
それを損傷する危険性があるので注意が必要となります。
親知らずの根の先と血管や神経が走っている下顎管と呼ばれる管は
重なっているため、不用意に抜歯をすると、神経に損傷を与える危険性が
あります。損傷の程度によりますが、下の顎の唇から頬にかけて
麻痺を生じることがあります。
そのため、抜く前に十分に精密検査を行ってから抜歯することを
おすすめします。 歯科ソレイユでした!