親知らずとは①
こんにちわ!歯科ソレイユです。
晴れてとても気持ちのいい土曜日が始まりました!
穏やかな気候で、お出かけ日和の一日になりそうですね。
さて、今日は皆さんがよくお悩みの「親知らず」のおはなしです。
そもそも、親知らずとはなにかというと
歯の列の一番後ろ、前歯から数えて8番目の歯を
「親知らず」と呼びます。
永久歯は小学校に上がる頃から生え始めますが
子どもの成長を喜ぶ親にとって
歯の生え替わりは成長を実感できるとても楽しいイベントだと
思います。
しかし、親知らずが生えてくるのは何と20歳前後で
いくら子どもを愛する親でもさすがに関知しない、ということから
「親知らず」という呼び名が生まれたといわれています。
「親知らず」という名前は他の歯に比べて、とてもユニークな名前ですが
学問を身につける頃に生えることから「智歯」と呼ぶこともあります。
親知らずは、一番後ろに生えるとお話しましたが
最近では、退化のために生まれつき親知らずのないひともたくさんいます。
また、現代人は、顎が小さく退化しています。
そのため、一番後ろに最後に生える親知らずは十分なスペースを
確保できず、手前の歯に引っかかってしまうことがあります。
また、たとえ正常に生えてきたようでも
理想的な噛み合わせが確立するのは、むずかしく
様々な問題を引き起こしてしまいます。
では実際、「親知らずが引き起こす問題」ですが
大まかに分けて5つあります。
①隣の歯がむし歯や歯周病になる
②歯ぐきの炎症や化膿
③顎関節症
④歯の列の乱れ
⑤上の歯への害
また
たくさんの患者さんから
「痛いですよね」「腫れますよね」などの
ネガティブな発言や
抜いたときの苦労話が尽きない親知らずの治療ですが
正しい知識と治療方法が分かれば、きちんと自分で選択をして
十分な対処ができます。
先ほど挙げた害が、どのようなものなのか
また歯を抜く際の注意点などを
次回くわしく説明をしていきたいと思います。
歯科ソレイユでした!