舌ブラシを上手に使ってみては??
おはようございます!歯科ソレイユです。
今日は、あいにくの雨ですね。
週の後半木曜日がスタートしました!
昨日に引き続いて、今日も口臭のおはなし。
口臭の原因を突き止めたら、それに対する治療を行います。
お口の中の汚れだったり、歯周病、不潔な入れ歯、ムシ歯、ドライマウスなど
それぞれ患者さんが行うセルフケアと、歯科医師、歯科衛生士が行う
プロフェッショナルケアを車の車輪にように組み合わせることで
口臭を軽減していきます。
お口の汚れのなかで、口臭の発生と強く関連しているのは
「舌の汚れ」です。
舌を前に出して、奥のほうを鏡でよくみてください。
舌のつけ根に白いものがたまっていませんか。
黄色みがかっているかもしれません。
これを舌苔といい、はがれ落ちた口の中の粘膜上皮が溜まったものです。
口臭発生の原因のひとつですが
うがいでは落とせないので、専用の清掃用具が必要になります。
へら状のものだったり、ブラシが付いたもの
色々な形があります。
舌はデリケートな組織なので
汚れを取ろうとごしごしこすりすぎると
舌表面にあって味を感じる味蕾(みらい)まで傷つけて
出血させてしまうことがあります。
舌の掃除は基本的には
①1日1回、起床直後に
②水に濡らしただけのブラシ、またはヘラで
③歯磨きの前に
④舌をできるだけ前へ出して
⑤息をとめて(嘔吐反射を防ぐため)
⑥舌の奥から前に向かって
⑦軽く動かし
⑧終わったらよく口をすすいで
⑨鏡で確認する
舌掃除を始めた患者さんは
「口の中がとってもすっきりした」「軽くなった」と
みなさん口々におっしゃいます。
ただ、くれぐれもやり過ぎに注意をして、行ってみてください。
それでは、今日は気温もぐっと下がるようなので
暖かい服装でお過ごしくださいね!
歯科ソレイユでした!