TCHを治す方法
こんばんわ!歯科ソレイユです。
今日も暖かい一日でしたね。
昨日は「TCH」という無意識に歯を接触させる癖について
お話をしましたね。
そもそも、本来なら長時間、歯が接触していると
「歯を離して、リラックスしろ」と脳の指令が
送られ、口の筋肉がゆるみます。
これは、熱いものに触れれば手を引っ込めるのと同じ
身体の反射機能、いわば口のリラックス反射で
誰でも生まれつき持っている機能です。
TCHとは、脳からの信号を無視し続けて作業に没頭し
とうとうリラックス反射が作動しなくなった状態といえます。
TCHで歯が圧迫される→歯を支える歯根膜の血流が悪くなる
→食事で急に血流が戻る→歯は過剰に敏感になる
→噛んだだけで痛みを感じるということになります。
覚えておきたいのは、TDHで一番大きな力がかかるのが
一番寿命が短い奥歯だということ。
そこで、自分でできる克服法をご紹介します。
第一ステップ
歯を数秒間、歯を軽く接触させて、離してみましょう。
歯を接触させただけで頬の筋肉が動くことを確認してください。
第二ステップ
「力を抜く」「リラックス」などと書いた紙を貼り
それを見るたびに脱力をします。
脱力の動作
1、鼻から大きく息を吸う、肩を持ち上げる
2、口を少し開いて、一気に息を吐き出す、肩をストンと落とす
第三ステップ
歯が触れていると感じたら、脱力します。
「口の緊張は全身の緊張をリードする」という言葉があるように
脳の緊張は口もとを緊張させ、交感神経から全身へと伝わります。
反対に、口の緊張を解くことは
脳や全身のリラックスを誘うきっかけに。
ストレスの多い現代社会。
自分のカラダが頑張り過ぎないように
上手にコントロールする、身体のしくみを知ることが
自分を守ってくれる力になります。
歯科ソレイユでした!