むし歯じゃないのに、歯が痛い??
こんにちわ!歯科ソレイユの三原です。
2月も今日で終わりですが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
お天気もやっと春の兆しが訪れてきましたね!
最近、歯科ソレイユにこんな症状で患者さんがいらっしゃいました。
「朝起きると、歯が痛いんですよね・・でも、夜になるとおさまるんです」
その方のお口の中を見て、痛い箇所のレントゲン写真をお撮りしましたが
穴になっている所も、レントゲンでむし歯になっている影も見当たりません。
ただ、気になるのが歯全体がかなりすり減って真っ平らであることでした。
そこで、「今まで家族の方から寝ているとき、歯ぎしりをしているとか
言われたことはありませんか?」と質問すると
「前に言われたことがあります!!」との答えでした。
寝てるときに、歯ぎしりや噛み締め、食いしばりを起こす人がいます。
神経的なことが原因という説もありますが
いくら神経が疲れていても歯ぎしりをしない人がいれば
疲れていなくても歯ぎしりをしている人はいます。
本当の原因はわかっていません。
痛みがひどい場合は、歯を一時的に保護するために
型を取ってマウスピースを作成する対処法もあります。
また、歯ぎしり、噛み締め、顎関節症の原因のある程度は
表情筋の衰えと関係があるようだと最近わかってきました。
歯科ソレイユでよくお子さん、大人の方にも見られる
「お口ポカン」のことです。
お口が開いていたり、口呼吸による弊害は
毎月お送りしていますニュースレターでも
お伝えしていると思いますが
くちびる力の衰えとともに表情筋全体が弱って
ものを噛むときに使われる咀嚼(そしゃく)筋という筋肉も衰え
バランスが崩れてしまい、それが、歯ぎしり、噛み締め、顎関節症の一因に
なっているのではないかというわけです。
歯科ソレイユでは、ご自分のくちびる力を簡単に測ることが出来る計測器や
この悪態を改善するグッズなどもご紹介しています。
こちらをお読みになって、同じ症状で悩まれている方がいましたら
ぜひ、一度ご相談ください。
三原でした。