哺乳瓶のおはなし
こんにちわ!歯科ソレイユです。
とても気持ちのいいお天気ですね。
今日は「哺乳瓶の乳首の穴」のおはなしです。
子どもがいる家庭で、哺乳瓶を購入したことがない家庭は
少ないと思います。そのぐらい哺乳瓶は、現代社会において
普及しています。
しかし、哺乳瓶の衛生管理において、煮沸や加熱のような消毒には
神経を使いますが、哺乳瓶の選択に神経を使っている人は
少ないようです。
そして実は、哺乳瓶の選択も子どもの成長に影響をするということを
ご存知でしょうか。
赤ちゃんは、誕生から5ヶ月頃までは原始反射である「すする」という
動作によって母乳を吸います。
この「すする」という動作は、指を赤ちゃんの口の中に入れて
吸わせてみるとすごい力で吸うことがわかります。
むしろ、吸うというよりもシゴいているといってもいいでしょう。
そして、哺乳瓶の乳首の穴にはサイズがあります。
主に、SS,S,M,Lなどです。
乳児は、哺乳瓶の栄養分を吸引によって摂取します。
実はこの吸引がお口の機能のトレーニングになり
乳児の成長過程にとって大切なのです。
最も大きなサイズのL穴では、吸引力をほとんど必要としないため
舌はゆらゆら動いているだけで、お口の機能のトレーニングとしては
効果がありません。
そして哺乳時間は、15分前後が適当といわれています。
我が子を早く成長させたいという願いから
栄養分を速やかに摂取するようにという気持ちで大きな穴に
する方は多いのですが
そのような焦りは、お子さまの成長には逆効果になることもあります。
歯科ソレイユでした!