顎関節症治療の講演会。
元気ですかー!あやめ院長です。
4月16日(木)、仙台歯科医師会学術講演会が開催されました。
参加してきました、という言い方ではないのは、私が仙台歯科医師会の学術委員のため、運営する側なのです。この日は私が司会・進行を任されていました。
講師は東北大学教授の服部佳功先生、『顎関節症治療の現在』という演題でした。
写真は、講演会後のものです。真ん中が今回の講師、服部教授です。
私は以前、東北大学歯学部の補綴科(被せ物や入れ歯などを専門とする科)に所属し、博士課程を修了しました。その当時、顎関節症は難解な治療が多く、とても難しい咬合論の勉強をした記憶があります。
現在はかなりシンプルな治療の考え方になっているのです。
まずは生活習慣指導。最近取り上げられることの多いTCH(歯牙接触癖)の改善と重なるものです。アメリカでは一般的にも知られている"Lips tgether, teeth apart."と呪文のように唱える方法。この発音では、歯は接しないのです。そしてその内容のとおり、「唇を閉じて、歯を離す」ように習慣付けが大切なのです。
これなら、皆さんも出来そうですよね?まずはやってみて下さいね。