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お子さまへの床矯正
小児矯正というと、これまでは永久歯が生える時期まで待ってから始めるのが一般的でした。でも、床矯正の考え方は違います。少しでも不具合があるなら、なるべく早いうちに改善したほうが、体にも金銭的にも負担が少なくなるのです。
床矯正で健康な成長をお手伝い
当院では、お子さまへの床矯正はあくまでも「正常な歯並びとあごの発達の手助けする」ことだと考えています。あごの骨に歯が並ぶだけのスペースがあれば、本来、歯はきれいに並ぶもの。消極的に思えるかもしれませんが、お子さまの健康な成長のお手伝いをさせていただくというスタンスで臨んでいます。
もちろんすべてのお子さまが、床矯正で対応できるわけではありません。でも多くのお子さまは、ほんのわずかな問題や不調和が原因で、噛み合わせが悪くなっていることがほとんどです。なるべく早い時期に対応することで、矯正期間も短くて済みます。
床矯正の治療の流れ
【STEP1】最初にお口の中全体を診察します。
【STEP2】X線写真、口腔内写真を撮り、模型を作るための型取りなどを行います。
【STEP3】これまでの診断結果を説明し、改めて矯正装置作製のための型取りを行います。
【STEP4】矯正装置は約2週間でできあがります。完成した装置を調整し、使い方を説明します。
【STEP5】矯正中は2ヶ月に1回程度の頻度で、経過観察や装置の調整を行います。
【STEP6】歯が動いてきて装置が合わなくなったら、装置を調整したり、必要に応じて新しい装置を作製します。
【STEP7】治療が終了したら、歯の後戻りを防ぐため保定や機能トレーニングを行います。